2011/07/13 愛知の伝統野菜 2 ー知多3号ー
ロボットの名前のようなタマネギ、「知多3号」。味はもちろんのこと、調理行程で扱いやすいなどの特徴からファンになったのですが、現実は、肉質が柔らかくて、傷がつきやすく、保存がきかないとして流通に不利益な商品、また、大玉過ぎて核家族の過程には不向きとかでスーパーなどでは敬遠されるとの理由で淘汰され、ほとんど市場に出ることはないそうです。そんな状況に危機感を感じ、「なんとか知多3号を守り続けなければ」と”野菜ソムリエコミュニティあいち”により栽培され、現在はかろうじて生き残っています。 生産性や経済性を優先的に考え、品種の画一化を進めた結果、消えていった地域の野菜は沢山あります。一度消えると取り返しがつかなくなります。私たちは、地域の宝物に目を向けることを意識しなければならないと思います。
野菜ソムリエコミュニティあいち http://www.vegefru-aichi.com/index.html
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