2012/07/24 食育・味覚教室(6) ながさき味覚教室/勉強会C
食を表現するラボラトリーでは、お味噌汁の印象を紙に書き出すことをしました。参加者は、お味噌汁をながめたり、香りを確かめたり、何が入っているとか、飲んでみたり、お味噌汁と真剣に向き合います。見方によれば分析力を試されているかにも思えますが、ここでは、正解を求めるのではなく、その素材を通して”どう感じる”のかの感性を引き出すもの。慣れないと、答えを見つけようと必死になるので、慣れるまでが大変なのかもしれません。 ちなみにお味噌汁は、イリコを用いて、米味噌で極力うすく味付けしたもの、木綿と絹ごしの豆腐半々を具にしたものでした。最初の印象と分析した後のお味噌汁とでは、また感じ方がちがうようです。 五感を意識してその食を感じ、言葉で表現するという訓練のひとつでした。 |