2009/11/23 鳴門れんこん(その1)
徳島県鳴門市のれんこん農家の「佐藤農園」から、鳴門れんこんが届きました。 鳴門のれんこん」は表面が真白いの特徴だそうです。食味は、軽く、甘く、糖度が高いような気がします。このれんこんを送って下さった佐藤寿子さんは、両親がれんこんを生産する姿をみて鳴門れんこんのブランドを守り育てなければならないと思い3年前にご両親が営んでいる農園を継がれた若い農業後継者です。 れんこんの収穫は、胸まで漬かる足場の悪いぬかるみの中で行われるイメージがあり、女性にとっては、かなり過酷な労働のように思われますが、一緒に入っていたお手紙には、「鳴門レンコン」に対する思いと、栽培している誇りに満ち溢れ、「鳴門れんこん」をもっと広めたいという意欲を感じました。 れんこんは、その形からか縁起がいいとされ、お正月のおせち料理には、欠かせない食材です。普段もあるのですが、なぜか12月になると気になる食材の一つです。 この度、れんこんの生産者の方とお知り合いになれたことにより、れんこんの貴重さを知ることになり、食感のハーモニーの一つとして考えていたれんこんが、実は、主役になりうる食材と強く感じました。
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