2010/07/08 工藤チシさんのきゃらぶき
SF岩手のメンバーであり、岩泉にお住まいの食の達人である工藤チシさんからきゃらぶきを頂きました。 春になると野山にふきが姿を現し、季節のものとして美味しいおかずになりますが、工藤さんの場合は、ゆっくりゆっくり6時間位時間をかけて煮詰めて作るそうです。 しかし、最近は昔のような味を出せなくなったと工藤さんは嘆いていらっしゃいました。その原因は、調味するためのザラメにカラメルを加えるたものが出回るようになり、昔のものと違ってコクが出にくくなってきたからだそうです。 そうしたお話を伺いつつ、食べてみると、そのきゃらぶきは、深みのある甘さの中に春の味が口の中に広がってきました。ザラメが違っていてもこれだけ深みのある甘さだったら、オリジナルのザラメを使ったらいったいどんな味なのだろうと思うと想像はふくらみます。
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