2010/11/25 五味子(オミジャ)シロップ(その1)
今年の夏に韓国からのお土産で五味子(オミジャ)シロップという瓶に入った真っ赤な液体を貰いました。夏だったので、氷を入れて水で割り冷たくして飲んだのですが、鮮やかな赤色と最初に感じる柔らかな酸味は、猛暑で消耗した体力を回復してくれる味でした。 五味子は中国、韓国、日本にも生息するモクレン科の植物で、漢方薬として使われているそうです。 形状は、ぶどうのように房状の小さい赤い実で、五味子という名前の通り、一つの実から酸っぱい、甘い、辛い、苦い、ショッパイの五つの味がするという、なんとも魅力的な食材です。 韓国の聞慶(ムンギョン)市では、2003年より、五味子シロップの開発が始まり、現在は、代表的「五味子シロップ」の生産地として、五味子を使った食材の開発が積極的に行われています。
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