料理研究家、黒川陽子。「KY-キッチン」主宰。キッチンライフの基本を含む食のあり方を研究。
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2010/12/26
野菜の多様性
ーカブのいろいろ(その3)−

 どのようにして食べていいのか分からないお野菜は、最初は生のまま食べて、駄目なら茹でて、炒めてみれば大体分かると言われています。かぶは、生でも美味しく食べられ、品種によってフォアとしたり、シャキシャキとしたりと食感が違います。また、カブの葉も柔らかそうな葉は美味しく食べられます。漬物にむいているとされているカブでもグリルにして、ソースをつけてると美味しくいただけます。
 カブのグリルも美味しいです。
 カブは、もともとイタリアなどで作られていたものがはるばる旅をして日本まで伝わったそうですが、日本では各地の風土や環境に応じて変化して、多彩なカブと加工品、料理が開発されていきました。ところが、ヨーロッパでは、特に新大陸からジャガイモが伝えられて以来、家畜のエサとしてのイメージが強くなり、食用としては人気がなくなります。現在でも、イタリアなどで、カブの料理というと、あまり良い反応は返ってきません。

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