2011/05/11 スイスチャード(その2)−”ロール・スイスチャード”−
スイスチャードは、葉や茎の色合い、さらには香りや味わい、食感に特徴があるのですが、全体として固く、やや繊維も多いという側面もあります。その一方で、柔らかくするためにボイルなど加熱すると色が飛んでしまいます。 料理する者にとっては厄介なところがあり、おいしくいただくには一定の工夫が必要となりますが、大きな葉も特徴的なので、お肉を包んでロールキャベツのように料理するのがオススメの1つです。その場合は、色がとばないように、酢を入れたお湯でスイスチャードをさっと茹でて、そのあと水につけて色止めすることにより、退色をだいぶ防ぐことができます。また、葉を巻き込んだ後、包丁を斜めに入れて切り分けるととても食べやすくなります。 スイスチャードにかぎらず、葉や茎が固くて繊維が多い野菜は、物理性の変化を計算に入れて工夫を加え料理するとおいしく食べられることが多いように思われます。 |