料理研究家、黒川陽子。「KY-キッチン」主宰。キッチンライフの基本を含む食のあり方を研究。
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2007/02/07
超新鮮生しいたけ

 岐阜の農家さんから頂いたという、原木栽培の生しいたけを分けて頂きました。
原木栽培とは、山からナラやクヌギなどの広葉樹を1mほどに切り出し、しいたけの菌を接種するそうで、250日から300日間、自然の環境を利用して培養し、その後ハウスでしいたけを発生させる栽培だそうです。
 私たちがよく知るしいたけは、菌床しいたけ栽培で、おがくず、栄養剤、水を混合し、一辺が20cmほどの大きさのブロックに整形。殺菌処理後、しいたけ菌を接種し、空調管理された施設内で90日ほど培養。その後しいたけを発生させる、効率的な方法で、今ではしいたけ消費量の9割以上を占めると言われているそうです。
 この度頂いたしいたけは、採ってから、まだ数時間しか経っておらず、見た目は白く、ほくほくした印象をうけました。
 採りたてのせいか、きのこ特有のクセもなく、生でも食べれると直感的に思ってしまい、少し粒が粗い塩を振り、しばらくして水分が浮き出てきたら、エキストラ・ヴァージン・オリーブオイルをかけて、頂きました。
 水分と共に出てくるほのかな生しいたけの香りと歯ざわりは食欲を促してくれました。

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