2005/11/08 小瀬菜大根(コゼナダイコン)
先日、スローフード宮城主催のイベントで仙台に行った時に出会った大根です。 宮城県の加美町(旧小野田町)で栽培されてきた伝統野菜の1つだそうです。 大根なのに葉を食べる大根で、ハクサイが導入されるまで冬季の保存野菜として栽培されていたそうです。草丈が70cm〜80cmになり、時には1mにもなり、葉の中助が太く、根はほとんど肥大せず、ひげ根が多いそうです。根は捨てて葉だけを利用することが多いそうで、漬物にしたり、汁物の具、お浸し、煮物に利用するそうです。 今では、生産者が激減し、絶滅の危機に瀕しているため、地域の貴重な食材として守る取り組みが町やスローフード宮城などを中心にスタートしているとのことでした。
【写真:小瀬菜大根(白菜の隣)葉がとても大きい】
スローフード宮城HP:http://www.slowfood-miyagi.jp/ |