2005/12/24 クリスマスケーキ(シュトーレン)
今日はクリスマスイブなので、沢山の方々がケーキを召し上がると思います。 日本ではイチゴのデコレーションケーキやショートケーキが人気ですが、他の国では必ずしもそうではないようです。 フランスでは薪を型どった「ブッシュ・ド・ノエル」。イタリアでは「パネトーネ」という具合に、お国によりケーキも様々。ドイツ、オーストリアには、伝統的クリスマスケーキ「シュトーレン」があります。私がかつてお菓子の勉強にオーストリアに行ったときに調べた限りでは、歴史は古く、約1500年以上も前から書物にその配合が記されていたそうです。昔は、砂糖やイースト菌の代わりに、蜂蜜と乳酸菌を使っていたそうです。シュトーレンの独特な形とふりかけられた粉砂糖の白い外見は、イエスキリスト誕生時に白い布で包まれた赤ん坊の姿を表現しているとも言われているそうです。もともと、シュトーレンは翌年の豊作を祈願して作られる棒状のパンが、より豊作を願っい、中にレーズンやアーモンドが入れられるようになったそうです。ケーキとパンの中間のような感じです。
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