2006/12/31 お雑煮の葉もの野菜(福立菜)
岡山県に福立菜(ふくたちな)という、まさに福が立つ菜とよばれるめでたい伝統野菜があり、お正月のお雑煮に欠かせないそうです。私が福立菜を知ったのは、やはり、伝統野菜を栽培されている岩崎政利さんからです。葉の部分は甘く、茎のところに少し苦味があったりして、小松菜とも似ています。お雑煮に使われるほか、胡麻和えにしたりするそうです。 私の故郷長崎でもお雑煮に使う葉もの野菜に、伝統野菜の長崎白菜やかつお菜、または高菜などを使ったりしますが、福立菜もとてもよいと思います。
お雑煮 材料(2人分) 鶏肉 50g 昆布(10cm角)1枚 ニンジン 適量 ダイコン 適量 かまぼこ 4枚 福立菜(葉もの野菜)適量 餅 2個 水 300cc 塩 適量 醤油 大さじ2〜3 お酒 少々
つくり方 @ダイコン、ニンジンは型抜きで抜くか、薄切りにします。福立菜などの葉野菜はさっと茹でて、適当な大きさに切ります。 Aお鍋にお水、昆布、一口大に切った鶏肉、ダイコン、ニンジンを入れ火にかけます。 B水が沸騰したら昆布を取り出し、材料に火が通ったら、塩、酒、醤油で味をつけます。 C餅をトースターで焼き、焼きあがったらさっとお湯に通します。 D椀にCの餅、葉野菜、かまぼこを盛り、Bを注ぎます。
【写真:福立菜を使ったお雑煮】 |