2010/05/27
古きよき物（ベビースプーン）

　写真は、友達が愛用していたベビースプーンで４０年以上は経っているものだです。
通常のスプーンとは形状がちがい、くぼみではなく、カバーのようなものがあり、先が少し開いています。
スープなどの液体を飲ませる時に使用するそうで、液体をすくったら、赤ちゃんが先端から少しずつ吸い込むのだそうです。
　最近は、工夫された製品がイロイロありますが、このスプーンを眺めていると、よき時代の職人の日常品へのこだわりを感じます。こんな素敵なベビースプーンで育てられた赤ちゃんは今は立派な母親になり、息子さんもこのスプーンで育てたそうです。本当に質のよいものは、時代を超えて受け継ぐことが出来るのですね。